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寒いですね~!
んんん?確かもう4月ですよね?
関東では雪が積もったとか・・・

そろそろ春も本気を出して欲しいですね!

今日は「車椅子の使い方あれこれ」のお話です。

「車椅子・歩行器」というと
足が不自由なワンちゃんに使う物というイメージがありますよね。

でも近年はそれだけでなく高齢犬の痴呆予防に使われる例も
数多くあると言われています。

一日を通して寝ている時間の方が多い高齢犬は
外での社会生活から遠ざかり痴呆に近づいて行きます。

人間も外に出て人と交わる機会の多い方は
いつまでもお元気だといわれていますが
犬社会でも同じ事が起こっているそうです。

しかし高齢犬になるといくら足腰が丈夫でも
長時間お外で立ちっぱなしでいると疲れますよね。

そこで長時間、楽な姿勢を保つ事のできる
4輪車の車椅子が重宝するそうです。

実際にこの方法で痴呆予防をしている施設があるそうです。

ワンコにも自尊心は存分にあります。
やはり年は取ってもいつまでも凛々しい姿で
立っていたいと思います。
他のワンちゃんに弱っている姿を見せるのはイヤですよね!

その他にも床ずれによる傷口の乾燥や給餌の時などにも
使われているそうです。

まだまだ暗いイメージのある車椅子ですが
使い方によっては大切なワンコを長く元気に
過ごさせてあげる事ができるアイテムであるという事も
多くの方に知っていただけたら嬉しいです。

昨日はお天気も良く
まるで初夏の陽気でしたが
今日は一転・・・大雨の大阪です。
お散歩はお休みです。

スイーピーはフテ寝中です。
犬用車椅子 工房スイーピー

今日はダックス犬についてのお話です。
ダックス犬のご依頼もたくさん頂戴しますが
その殆どがスイーピーと同じ「椎間板ヘルニア」によるものです。

ヘルニア以外にも加齢による筋力の低下や
股関節の形成不全などもありますが
やはり一番多いのは椎間板ヘルニアです。

椎間板ヘルニアの場合
年齢が若くまた軽度での発症の場合は
投薬治療後や手術後のリハビリにより
後ろ足が回復する事も多々あります。

しかしどうしても少しマヒが残ったり
スイーピーのように完全に機能を失った場合には
車椅子をお作りになるのも
ダックス犬に限らずワンちゃんの運動不足や
ストレス解消に役立つ物となるでしょう。

ただし「ヘルニア」といっても車椅子を適さない種類のヘルニアも
ありますのでその際は獣医さんにきちんとお話を伺い
ご判断を仰いで下さいね。

そこで車椅子が必要になったダックス犬の
ご依頼のタイミングのお話です。

☆発症・・・・・先ずは動物病院で診察を受けて下さい。
        診断後これからの治療方針が決まります。

☆加療中・・・・投薬治療の場合はお薬の効果を見て判断する。
        手術の場合は抜糸後に数週間様子を見る。

☆予後・・・・・この頃に獣医さんから概ねの今後のワンちゃんの
        状態の説明をお受けになると思います。
        その際にリハビリの為の歩行練習や
        またマヒしてしまった足の代わりとして
        車椅子をお考えになるのが最適かと思われます。


「椎間板ヘルニア」の場合のダメージは主に後ろ足に出ますので
2輪での車椅子のご依頼がほとんどです。

加齢によるものになると前足の補助もいる場合がありますので
4輪になる事もあります。

その他ご不明な点やお聞きになりたい事がおありになりましたら
ご相談もお受けしておりますのでお気軽にお電話下さいね。

不幸にも足が不自由になってしまったワンちゃんにも
自分で歩いていた頃と同じように
楽しく元気に過ごして欲しいですね!



こんにちは。
大阪は今日も寒いです。
特に風が強くてスイーピーもお散歩に悪戦苦闘していました。

今日は「車椅子」と「歩行器」の違いについてのお話をします。

犬用車椅子 工房スイーピー

実際にどう違うのか・・・実は本体の形はどちらも同じです。

補助的に使う事で歩けるワンちゃんから
麻痺症状や筋力の低下または
高齢により寝たきりになっているワンちゃんまで
それぞれの症状や病状に合わせて上手に使うと
身体へのストレス軽減や運動不足はもちろん
飼い主様の身体への負担の軽減など大いに役立つ事と思います。

本来ならば全ての動物が天寿を全うするまで
自分で立ち自分で歩くというのが理想ですが
もし車椅子が必要になった動物がいれば
それを活用していつまでも元気に遊んでほしいと思います。

ただ残念な事にまだ日本では「犬の車椅子」というのは
ポピュラーではありません。
どうしても悲観的なイメージがあるようです。

でもそんな感情を払拭するかのように
スイーピーは公園でもどこでも走り回っています。
(元気過ぎて呆れられる事もありますが・・・)
犬用車椅子 工房スイーピー

人間も年を取って来ると杖が必要になる事もありますよね。

足が不自由になったワンちゃんに車椅子を使う事も
自然な事と感じてもらう事ができれば嬉しいです。

こんばんは。
つい数日前・・・少し暖かい日があったので
「そろそろ春かぁ~?」と喜んでいたところ
「明日から3日間は大寒波」という非情な声が
テレビの天気予報から聞こえ
少々落ち込んでいるスーママです。

しかし!お仕事は頑張りますよ!
そこで!
これから「車椅子」のあれこれについて
少しずつお話を書いていこうと思っています。

できるだけサボらないように・・・心がけます・・・。


最近はユーチューブなどで色んな動画を簡単に見る事ができ
車椅子を使っている動物たちの姿をよく目にします。
その中でも圧倒的に多いのはやはりワンちゃんです。

足が不自由でも車椅子を使う事で
公園などで思いっきり遊んでいるワンちゃんたちを見ると
本当に可愛くて嬉しくて感動します。

でもスーママたちは車椅子をお作りする仕事を通じて
ある事に気が付いてきました。

それは車椅子を使うタイミングです。
今までたくさんの飼い主様から
タイミングについてご相談をお受けしましたが
現在の車椅子の知名度から予想するに
大半の方が誤解をされているという事が分かりました。

特に最近になってようやく知られるようになってきた
コーギー犬の病気(DM)による車椅子の使用については
大半の方が完全に後ろ足が使えなくなってから
車椅子を作ればよいとのお考えが多い事がわかりました。

しかしDMの場合その頃には前足にも症状が出ており
2輪の車椅子では歩く事ができないようになっています。
そうなればやむなく4輪の車椅子になってしまいます。

DMの場合、唯一の療法が運動する事です。

少しでも進行を遅らせるためには
後ろ足がふらついてきたり引きずりだした頃に
車椅子を与えるのが良いタイミングであると言われています。

2輪の車椅子で後ろ足に大きな力の負担をかけず
たくさん運動させて前足に症状が出るのを遅らせてあげて下さい。

「まだ少しでも自分の足で歩いているから」と
そのままの状態で歩かせていると
返って足に自身の体重などの負担がかかり
歩く事がツラくなってお散歩に行くのを嫌がったりしてしまいます。

運動をしなくなればDMの場合どんどん症状が進行していきます。

この病気の可能性があるワンちゃんの飼い主様は
日ごろから歩行時の様子をよくご覧になり
「うちのワンちゃんも車椅子が必要かも・・・」と
お思いになられた時はインターネットなどで検索し
飼い主様が最適とご判断された車椅子屋さんに
ご相談されてはいかがでしょうか。

一般的には「車椅子=歩けいない犬」のイメージがありますが
決してそうではなく歩けるようになる為の歩行補助具とお考え下さい。

2輪で存分に自由に遊べる間に
ぜひ車椅子の使用をお考え頂ければと思います。

尚、疾患の種類により運動の制限などを受けているワンちゃんは
獣医師さんと良くご相談の上
ワンちゃんの体調維持を最優先して下さい。