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車椅子までの軌跡 10月29日の事


術後1週間

今日はなんとも言えない恐怖と驚きで心底疲れた。

背中の水を診てもらいに病院へ行った。
明日からは自宅で抜くように言われ注射器を渡された。
説明と指導を受け練習したが怖い。
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昼間はわりと元気にしていた。

窓際まで移動してカーテンでかくれんぼをしたり
食事もしっかり食べた。
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私たちがキッチンで夕飯を食べている途中で
少し離れたリビングのゲージで寝ているスーの様子を見に行くと
スーの背中から噴水のように血が溢れ出ていた。

シーツも毛布もゲージの周り一面が血の海になっていた。

私が悲鳴をあげるとパパも飛んできた
そのままスーを毛布でくるみ抱きかかえて慌てて病院に走った

病院の手前で少し渋滞があり車が進まなかったので
その場で私は降りてスーを抱き病院の入り口まで走った。

病院はすでに診察が終わりシャッターが閉まっていたが
インターホンをならし続けた。
幸いにも院長先生がおられてすぐに診て下さった。

あまりの出血量に先生も驚き貧血検査をしたが
それは問題なかった。

症状がヒドイのでそのまま緊急入院・・・
明日はきっと再手術になると思う。

ふと周りを見たら病院中のすべての先生が私たちを囲んで
処置をして下さっていた。
そんなにヒドイのか???

院長先生が
「このまま預からせて下さい。心配かけてすみません。
ちゃんと治しますから安心して下さい」と仰ってくれた。

帰り際・・あまりのドタバタにスーだけがやたら冷静な顔で
キョトーンとしていた。

その顔がずっと目に焼きついている。

自宅に戻り自分自身を見たらエプロンを付けたままだった。
そのエプロンも服も血だらけだった。

スーちゃん!心配やんかぁ~!
やっと帰って来てくれて嬉しかったのに
また入院ですか・・・

早く治って帰ってきてよ~!

しかし・・・
これが長く続く闘病の入り口だとは
この時思いもしませんでしたが・・・

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